ガリバーの武者幟
武家社会では、家紋だけが描かれた「のぼり旗」を掲げる風習ありました。
「のぼり旗」はやがて男児の健やかな成長と幸福を願い、
金太郎や龍虎、たくましい武者などが描かれた「武者幟」へと変化していきました。
武者幟の種類について
9.1m(縦幅)
近年は様々な大きさが増えましたが、最も長いものは縦が9.1mの幟となります。
横幅は現在の単位ではなく【三巾(ミハバ)】と呼ばれるものが多く作られ、現在の大きさで言うとおよそ110センチ前後になっています。
昔ながらの武者絵が描かれているものはもちろん、最近では竜や虎が描かれたものなど柄が多様化しています。
また家紋だけを入れる方や、家紋の変わりに名前を入れる方など、近年はお客様のお好みで様々な幟が誕生しています。
- 武者絵以外の柄も作られている
- 写真は龍虎の絵柄
6~7.5m(縦幅)
最近人気の大きさは縦が7.2mか7.5mぐらいの幟です。
9.1m同様様々な図柄が作られており、最近では撥水加工をほどこしたものも多くあります。
珍しい柄では、表と裏とで図柄が違うリバーシブルののぼりもございます。横幅は製作した工房で様々ですが、1m前後が主に見られる大きさです。
- 人気は7.2mか7.5m
- 写真は人気のリバーシブルのぼり
庭園用 武者幟
住宅地のお庭などに飾る武者幟です。
大きさは様々ですが、一番良く売れているのが縦3.8m前後の大きさの幟となっております。
図柄はあまり多くないので限られた種類の中から選んでいただくことになっております。
立て方は2通りあり、【地面に直接杭を打ち込むタイプ】と【移動可能なスタンド】でささえるタイプがあります。
- 人気なのは3.8m前後の長さ
- 立て方は2通りある
- 右の写真は【移動可能なスタンド】タイプ
ベランダ用
ベランダ用の武者幟です。縦の長さは1.8mが主流です。
【ベランダの手すりに直接金具で取り付ける】ものと【移動可能なスタンド】で取り付けるものの2タイプございます。
しかし、「ベランダの風通しが良いと幟が風を受けすぎるから少し危険」という心配をお持ちのお客さまもいらっしゃいます。ご自宅のベランダを確認してから購入されることをお勧めします。
- 取り付け方は2タイプある
- 縦の長さが1.8mの門が主流
- 写真はスタンドタイプの武者幟