ひな人形のしまい方
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お人形の飾り方・しまい方について
お客さまからもお問い合わせが多いひな人形や五月人形の「飾り方」と「片付け方」。
写真と説明を交え、人形会館ガリバーが詳しくご説明します。
また、それぞれの動画もYouTubeで公開しておりますので、ぜひご覧ください!
1.全体のホコリを払う
毛ばたきなどで、人形や台、道具についたホコリを払います。髪の毛にホコリがついている場合は、カメラ用のエアダスターで吹き飛ばすとキレイにできます。
※ただし、威力が強すぎるエアダスターはオススメできません。
「3月3日には片づけをしないと嫁入りが遅れる」と言われますが、これは間違いです。
もともとは「きちんと片付けしないとお嫁にいけなくなるよ!」と言う片付けを促す躾の言葉でした。
節句は旧暦の行事なので、現代ではあまり関係ありません。日付よりもお天気を大事になさってください。
2.人形のお顔を包む
購入時、人形のお顔を包んでいた和紙でお顔を包み直してください。
※和紙がボロボロになったら、お花紙や半紙で代用できます。お花紙や半紙を代用品として使用する場合は、その上からキッチンペーパーを重ね、2重に包んでください。
代用品を使用した場合、最後の仕上げに紙テープで止めてください。
この際、針金等の硬いものは使用せず、必ず柔らかい素材のものをご使用ください。
包み方紹介動画はこちら
3.箱の中に片付ける
ひとつずつアイテムを小分けの箱に仕舞い、収納箱へ入れていきます。だいたいの場合、箱の外側に道具名が記載されています。こちらを参考にお片づけを進めてください。
飾り付けを始める前に撮った写真が活躍します。
写真を参考にして、同じ位置にダンボールを片付けていくとスムーズです。
4.お人形をダンボールに入れる
お人形と全ての道具の箱を収納して、お片付けは完了です。
絶対に必要なものではありませんが、収納場所に湿気が多いと感じるときは湿気取りなどを入れたほうがいいでしょう。
衣服用の湿気取り剤や防虫剤でも大丈夫です。
ただし現在の人形には防虫加工が施されているため、そこまで心配はいりません。