3月3日にお雛様を片付けないとお嫁にいけないのは、本当ですか?
こんにちは。
本日も当店のコラムを読んでいただきありがとうございます。
「3月3日にお雛様を片付けないと、お嫁に行けない」なんて言葉、耳にした事はありませんか?
「そんな迷信!」と、言いつつ意外と気にしている方が多いのがお店にいると見受けられます!
という事で、今回は上の言い伝えについてお話しさせていただきます。
まず結論からお伝えすると「3月3日に片付けなくてもお嫁にいけます」
そもそもなぜ上のような事が言われたのか。。。
それは昔々の日本にさかのぼります。昔の旧暦の上では3月3日を過ぎると日本は梅雨入りしてました。お雛様の天敵は湿気!という事で、3日を過ぎても雛人形を飾っていたら、湿気でお人形さんが傷んでしまうということから、3月3日には片付けるという風習が出来ました。
また、お雛様はお子様を大切に守ってくれる存在。そんな大切なものを「自分で片付ける事が出来ない、シツケがなっていない子はお嫁に行けないよ」というシツケの意味が合わさって【3月3日に雛人形を片付けないとお嫁に行かない】と言われるようになりました。
現代の暦の上では旧暦の3月3日は日によって変化します。現代の気候を考えると3月3日を過ぎて片付けていただいても大丈夫です。
むしろ3月末ぐらいまでは飾っていただいても支障はありませんし、地域によっては旧暦を重んじて4月3日ぐらいまで飾る地域もありますので、そこまで神経質にならなくても大丈夫だと言えます。
日付を気にするよりも雛人形にとってベストな状況としては、天気の良いカラッと晴れた湿気のない日に、お片付けしていただくことをお願いします。
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