雛人形
公開日:2021.12.20 | 最終更新日:2021.12.20
雛人形は誰が買うの?
こんにちは。
本日も当店のコラムを読んでいただきありがとうございます。
本日は初節句をするお客様が、最初に抱く疑問「雛人形って誰が買うの?」という疑問について、お話しさせていただきます。
ただ前提として雛人形を贈る際、地域によって風習が異なる場合もありますので、今回ご紹介する内容は、あくまで一般的な流れと思って読んでいただけるようお願いします。
まず雛人形を買う人は【お嫁さんのご両親】となります。というのも、元々節句人形は嫁入り道具の一つと捉えられたからです。
特に大分県ではお子様が生まれた後の宮参りの着物もお嫁さんのご両親が準備するというのが一般的なので、お嫁さんのご両親はお金が掛かるとよく言われています。
「じゃあ、婿養子の時は?」と聞かれることもあります。この場合は逆になります。
お婿さんのご両親が宮参りの着物や雛人形を準備するとなっています。
このように伝えると時々「息子も取られてお金もかかって」なんて言われるお客様もいらっしゃいます。でもそんなお客様は大抵その後に「でもまあ、可愛い孫が産まれたから良いんだけどな!」と笑顔で話してくれる方が殆どです。
ですので私は毎回ほっこりとした気持ちになりながら、お客様とお話をさせてもらっています。
近年は上記のような風習に囚われず、御両家でお話し合いをされて色々と分担して準備するお客様もいらっしゃいますので、まずは今回の話を参考にして皆さんで話し合われてください。
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